Geolocation API の精度
Geolocation API で現在地情報を取得する際、使ってる端末の Wifi アダプタを ON にしている場合だと、格段に精度が向上することに気付いたので調べてみた。大方、Wifi アダプタで拾えるアクセスポイントのmacアドレスを使ってるってことなんだろうけど、気になったので Mozilla と Chromium のコードを読んでみた。こういうときのオープンソース万歳。
挙動
どちらのコードも流し読みをしただけだが、共通する点を述べると、
ということをやっている。
Google の位置情報サービス自体は Google が色々やって収集した情報を元にしているので、Google に Wifi アクセスポイントの情報を収集されていない地域、またはアクセスポイントの SSID の末尾に「 _nomap 」を付けて、Googleからの収集を拒否してるアクセスポイントだらけの地域にいる場合は、Wifi アダプタを ON にしても、位置情報の精度は向上しない。後者のような地域が少なくとも都市部ではどれだけあるのか非常に疑問ではあるけど。
Opera
Opera も Wifi を ON にした場合では、OFF にした場合と比べて格段に精度が向上した。
Opera も位置情報のプロバイダに Google Location Service を使っているので、同じような手順を踏んでいると思われる。
Safari
手元に無いので調べてない。