リュックサックを新調した話

リュックサックが欲しくなった

大学生3年の頃に、BERMASの42cmのブリーフケースを買って以来重宝している。単体で1.5kg弱あるんだけど、その変わり生地が非常に硬く、型もしっかりしている上、おまけにショルダーベルトまであるので非常に使い勝手がいい。ポケットなどについてはリンク先を見てください。

大きな収納スペースが2つあるので、コミケのときは買った同人誌を一方のスペースに片っぱしから放り込むのに使い、もう一方に500mlペットボトルを2〜3本格納したりできるし、旅行のときは1泊程度であれば着替えやPCを入れたまま行動しつつサイズによってはお土産を格納できるくらいの容量があり、それでいて型崩れなども特にないので非常に便利に使っている(正確にはマチを広げるためのファスナーを一度修理したことがあるんだけど、実用上は必ずしも必要ない場所のファスナーなので、かなり頑丈です)

[バーマス ファンクション] BERMAS FUNCTION ブリーフ42 2層EX 60135-10 ブラック

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が、いかんせん日常の通勤に使うには単体1.5kgは重い上、ポケットの数や頑丈さもオーバースペック気味。なので、軽く散歩するときや通勤時は、高校生の頃に買った小さなショルダーバックを使うようにしていた。とはいえ、このショルダーバックは、当時地元のイトーヨーカドーで4千円くらいで買ったもの + 結構酷使してきているので、いい加減に生地の痛みが激しくなってきてしまった。PCなどを入れると形が崩れる上、内容量もMacBook Air 13などを入れるとそれだけでいっぱいになってしまう程度のサイズ感。おまけにショルダーバックということで歩いたときの斜め掛けが微妙な感じがあったので、新たな鞄をさがすことにした。

紆余曲折

探すに当たって設定した条件は以下の通り。

  1. リュックサック型であること
  2. 容量は大きくなくていい(大容量の用途には最初に述べた42cmのブリーフケースで十分だし、それで入らない荷物は私の日々の生活では扱わないし、必要になったら巨大なリュックサックを買えば良い)
  3. それなりに頑丈であること

リュックサックを選んだのは、運用上、両手を開けたいため、かつ片方の肩にばかり負担をかけたくなかったから。 容量は、日常使いのものなのでそんなに大きくなくていい。 頑丈さは、まあ、そりゃ求める。まして今使っているものが型崩れを起こした果てのものだから。

秋葉原ヨドバシカメラでのんびり探していたのだが、結構難航した。頑丈なリュックサックを求めると概して大きなものになってしまうか、見た目がビジネス向けすぎてダサいもののどちらかになってしまう。かといって小さいものを求めると、作りが雑だったり、見た目がいいものは本当に携帯と充電器とハンカチと財布とかしか入らないようなサイズになる。もしくはビジネスマン向けのダサい感じ。悩ましい。

邂逅

結局、今日も収穫は見つからないのか、やはり上野あたりでいろいろ店を回った方が良いのかと失意にくれかけた瞬間に、Timbuk2のQ BACKPACKを発見した。掘り出し物だ。棚の一番下の段の奥の方に眠っていた。容量はそこそこでお大きすぎないが小さすぎでもない、ポケットの数もまあそれなり。それでいて作りがしっかりしている。マチはそこまで太くないので嵩張らないし、背負ってもバックパックが後方に盛大に突き出すような不恰好な感じにはなりにくい。デザインも悪くない。いい。値段も8千円前後なので、失敗してもそれほどダメージは負わない価格。売り場の同価格帯の製品に比べると、1万円を超えていてもいい感じの作りをしているので、お得感はある(実際、メーカー希望小売価格だと1万円をはみ出ている)

というわけで、これのディアボロ(赤系)を買ってきましたとさ。他の色が無かったから詳細な比較検討はできなかったんだけど、割とカジュアル用途の鞄まで黒単色にはしたくなかったし、深いワインレッドでそこまで派手ではなかったこと、他の色がそこまで好みのトーンでもなかったので、結局置いてあった色でいいだろと判断。とはいえ、Martini Olive Surf Stripe(明るい緑)あたりは実は気になっていた。でも結構色が明るいので、そのうち飽きそう。 カーボンフルサイクルツイル(カーキ系だけど灰色に近い?)は、もっと緑・茶系だったらいいと思った(でも違う感じ)。てなわけで消去法でディアボロ(赤系)を選びましたとさ。

使い勝手どうよ

買ってみてだいたい3週間くらい使ってるんですが、マチが細い割に結構いろんなものを投げ込めるので重宝してます